人間はエネルギーを利用して発展した
この数世紀の間に産業は大きく発展したのですが、それはエネルギーというものを発見したからです。
エネルギーという概念のなかった時代には人間は限られた生産力のみを利用して生活していました。
それが、エネルギーを使って機械を動かすことができるようになると、爆発的に生産力が向上して、その結果、さまざまな物を生み出せるようになりました。
産業革命の頃には石油や石炭、水力といったエネルギー資源を利用できるようになり、20世紀には核燃料が登場しました。
これらのエネルギー資源を利用することによって、産業や運輸、消費生活などに大きな影響を与えています。
しかし、エネルギーを人間が利用するようになってから、現在に至るまでさまざまな問題が起きました。
エネルギー問題
そもそも、エネルギー資源は無尽蔵に存在するものではありません。
たとえば、石油や石炭などは過去に地球上に存在していた動植物に由来しています。
地球上に存在しているエネルギー資源の総量がどれくらいあるのかは予想されており、今のペースで使い続けると将来石油や石炭は枯渇します。
また、石油や石炭を産出している国は限られているため、戦争やその他さまざまな国際問題によって、石油の供給量が減少してしまい、世界中で石油不足が問題となることがあります。
1970年代には第一次石油危機があり、それから現在まで数度の石油危機が起こりました。
また、化石燃料の使用により、温室効果ガスやさまざまな有毒ガスが生じることによって、環境問題も起きています。
石油危機が起きてからは代替エネルギーの検討がされたり、エネルギーの利用効率を高めるための活動が進められています。
現代人の生活を維持するためにはエネルギーが必要不可欠となっています。
これからますます世界の人口は増加するため、エネルギー問題はより深刻化していきます。
さまざまな対策を取ることにより、エネルギー問題を改善させないと、最悪の事態に陥ってしまうでしょう。
エネルギー問題は私達の生活に深く関係しているものであり、国民一人一人が意識して日常生活を送ることが必要となります。
全員がエネルギー問題を真剣に考えて、省エネに取り組んだり、無駄な消費を避けることが大切です。
そうすることによって、国全体でエネルギー問題のために取り組めるようになります。
当サイトではこれまでのエネルギー問題の歴史や現状、実際に行われている取り組みなどを解説します。
また、日本人には特に関係の深い原発問題についての記事もあります。
新しいエネルギーの可能性についても言及します。
エネルギー問題は、これからの時代を生きていく人達にとって、無視できないことなのです。
こちらに書いている記事を読んで、改めて向き合ってみてください。
>>エネルギー問題の歴史
エネルギー問題のこれまでの歴史について。
>>エネルギー問題の現状
エネルギー問題が現在どのような状況となっているのか。
>>省エネへの取り組み
省エネについての具体的な取り組みを紹介します。
>>原発問題
原発問題について色々な意見を説明します。
>>新エネルギーの可能性
新しいエネルギーの可能性について検討します。