開発途上国で目立つ問題
開発途上国で目立つ環境問題についてお伝えします。
開発途上国というと、地球温暖化、砂漠化といった問題に関わっているということを良く耳にしますが、実際ゆるやかに進行していく問題を多く抱えています。
例えば、地球温暖化についても工場などを多く建ててしまい、その後、化学物質の使い過ぎによって開発途上国特有の問題を起こしていることが多いのです。
つまり、開発途上国といってもすぐに問題が浮上するケースと、そうではないケースが存在するということです。
このような問題は、化学物質の使い過ぎで国内をダメにしてしまうという問題ばかりではありません。
場合によっては、他国に対しても同じような問題を起こしてしまうのです。
先ほどの化学物質についても、早い段階で浄化、除去といった対応が見られないようであれば、排水されてしまったもの、もしくは気化してできた煙などが流されていく形で、他国に侵入してしまうこともあります。
地球上では、あらゆる形で風が吹いていますので、このような問題についても最近になって開発途上国特有の問題であると発表されるようになりました。
また、地球環境の汚染を放置していると、酸性雨により木の数が減少していきます。
それにより砂漠化することもあると言われていますが、土砂災害といった身近な災害を引き起こす引き金になることもあるのです。
その他、有害物質についても煙となり他国に侵入するケースがありますので、人によってはフッ素、ヒ素の悪影響を受けてしまう場合もいます。
近年では、このような問題も目立つようになったため、開発途上国の中でも管理体制を強める動きが目立つようになりました。
なぜ、環境問題が起きるのか?
開発途上国を中心として環境問題が起きてしまう原因ですが、それは原因を理解していてもそのための対策しないからです。
日本国内でも過去に家庭排水、工場排水が問題視されることがありました。
ですが、その時は大きな問題ではない・・・ということで、長く放置されている地域も存在していたのです。
しかし、このような排水問題1つを放置していても、水質汚染などが確実に進んでいきます。
日本国内の場合では、変死している魚が多く見つかるようになってから、環境問題について考えるようになりました。
ですが、開発途上国では発展を急ぎ過ぎているので、日本国内と同じような対応を行えません。
発展を第一に考えているため、開発途上国は環境問題の対策を練らない、もしくは実行しないという考えを持ちやすく、これが開発途上国内の環境問題を加速させる原因になっているのです。