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WWFジャパンの活動

2匹の象

世界中で自然を守るために大規模に活動する団体

WWFは「世界自然保護基金」の略称で、世界100か国以上に拠点を持つ、自然保護関連団体では最大級の規模を持つ組織です。
自然の中に人間が存在しているという考え方から、人間が自然を好き勝手に用いるのではなく、大事に使っていくということをモットーにしています。

その活動の範囲はかなり広く、ペットを始めとする動物、野生動物、森林、海洋などを保護するために様々な取り組みを実施しています。
自然という範疇のすべてのジャンルを網羅して活動していると言っても良いでしょう。

WWFジャパンは日本での活動の拠点となっていて、世界の他の支部と連携しながら環境を守るための具体的な活動を行っています。
啓もう活動や森林保護、希少動物の保護、海洋自体の環境汚染抑止など、その活動範囲は広くたくさんの人が関わって活動を進めています。

大小様々な活動がWWFジャパンによって進められている

このように、WWFジャパンの活動範囲は非常に広く、一分野に限定されているわけではありません。
しかも、その規模は特定の地域、特定の動物をターゲットとしていることもありますし、政治的な観点から政府を巻き込んでの大きなプロジェクトとなることもあります。

特に、森林保護や海洋生物の捕獲に関する問題、温室効果ガスの排出規制などは、個人としての取り組みだけでなく国家規模での取り組みが必要となります。
そのために、WWFは国同士が明確なルールを取り決めてそれを順守するように促し、条約策定や順守徹底の見守りなどのサポートを行っています。
日本はいくつかの面において、環境に関する国際ルールの順守では前進していますが、その裏にはWWFジャパンの働きもあるのです。

また、象牙の不正輸出入防止や、海洋汚染を防ぐためのリゾート施設の建設に関する警告なども行い、個々のケースにも対応しています。
こうした総合的な活動がWWFジャパンの特色となっていて、より広い観点から自然保護活動を推進しているのです。

個人でもWWFジャパンに協賛できる

このようなWWFジャパンの自然保護活動をサポートするために、個人としてもできることがあります。
一つは寄付をすることで、会員となって定期的に寄付をしたり、一度限りの寄付をしたりすることができます。
また、WWFジャパンが作成、販売しているグッズを購入することで、その販売代金が寄付に回されますので、活動資金を援助することになります。

ダイレクトな協力としては、WWFジャパンに就職して活動の中心となることも可能です。
もちろん、個々の活動においてボランティアとして働くこともでき、多方面からのサポートができるのです。