子どもたちへの教育活動など次世代につながらる環境活動を行う団体
GCJ(グリーンクロスジャパン)は、一般財団法人として運営されていて、日本国内はもとより東南アジアを始めとする、世界の各地で活動を行っています。
子どもたちを対象とした環境教育活動などの取り組みから、現地における水質向上活動など実際的な取り組みも行っていて、その取り組みはかなり広い範囲に及びます。
もともとGCJ(グリーンクロスジャパン)とは、グリーンクロスインターナショナルという団体の日本支部として発足しています。
旧ソ連大統領のゴルバチョフ氏が提唱した、赤十字に似た組織を作り地球環境を保護するための活動を世界中で行うというコンセプトに基づいています。
そのため、その活動は非常に規模と範囲が広く、GCJ(グリーンクロスジャパン)は主に日本国内の活動となっていますが、日本が持つ技術や人員などを活用して、次世代につながる環境維持のために必要なサポートを海外でも行っているという特徴があります。
子どもの教育活動に力を入れ環境保護についての意識を高める
GCJ(グリーンクロスジャパン)は、かなり広いジャンルにおける活動を行っていますので、その活動内容をひとまとめにすることはできません。
しかし、特に目立っているのは子どもたちへの教育活動で、環境保護についての冊子を子どもたちに届け、環境を守るという意識を高めることに成功しています。
この活動は20年近くの歴史を持ち、全国的にもポピュラーな活動として知られるようになっています。
また、東南アジアなどの海外でも現地の必要に応じた活動を実施しています。
たとえば、日本の水浄化技術をフル活用して、水不足もしくは水質汚染が激しい地域の水確保を援助しています。
そのための資金や人員の確保、技術の提供などのGCJ(グリーンクロスジャパン)が率先して行っているのです。
GCJ(グリーンクロスジャパン)に参加するためには?
GCJ(グリーンクロスジャパン)は国際的な組織の一員で、多くのメンバーが実際に活動しています。
もし、この団体の趣旨に賛同して活動したいと思っているのであれば、この組織に登録して個々のプロジェクトに参加することができます。
資金面での援助もできますし、もし何らかの専門的な知識や技術があるのであれば、その点で自分を提供することができるでしょう。
また、上述の通り様々なセミナーや勉強会を開催していますので、それに出席することもできます。
市民という立場から環境問題に取り組むための一歩となるでしょう。
最初は多くのことを知らなくても、こうしたセミナーを通して問題の深いところを知り、自分としてできることを学ぶ機会となることでしょう。