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オールトヨタグリーンプロジェクトについて

TOYOTAの車

生物の多様性を守るためのプロジェクト

トヨタグループは世界的な大企業として、単にサービスや商品を顧客に提供するだけでなく、地球環境を保護するという責任を負っています。
特に自動車生産活動、そして自動車の使用そのものも地球環境に大きな影響を与えるため、より重要な役割を担っているという認識を持っています。

そこで、トヨタはオールトヨタグリーンプロジェクトを立ち上げました。
トヨタグループは環境保全に関する様々な取り組みをしていますが、その中でもこのプロジェクトは生物の多様性を保護するという大きな目的を持っています。
自動車生産のためには広大な敷地を持つ工場が必要で、たくさんの自然資源や環境に害を与えかねない材料を用います。

また、販売した自動車の使用には化石燃料が必要ですし、排気ガスによる温室効果の助長などがあります。
こうした自動車に関係するすべての活動が生物の多様性を脅かすことがないようにという趣旨で、このプロジェクトが実施されているのです。

トヨタグループが一丸となって行うプロジェクト

オールトヨタグリーンプロジェクトは、名称からも分かるようにトヨタグループの一部でなされているものではなく、トヨタグループ全体が一丸となって行うプロジェクトです。
そのため、このプロジェクトに参加している企業は相当数に上り、世界的な規模で取り組みが実施されています。

特に日本国内での活動はめざましいものがあり、森林保全のための植樹や整理などを行っています。
また、環境学習にも積極的に携わり、大人だけでなく、将来の地球を担う子どもたちが環境への高い意識を持てるように教えています。
たくさんの動物を保護するための具体的な活動も各地で行っていて、生物の生息域を犯すことなく、自然な状態で生き続けられるように取り組んでいます。

さらに、在来種を脅かす外来種の侵入を防ぐための活動にも取り組んでいます。
様々な危険外来種をピックアップして、その植物や動物を駆除するために資金援助や、具体的な行動を取るというプロジェクトも進行しています。

地球環境を守るための課題は多い

温室効果が年々進んでいて、地球温暖化の影響が世界中で見られるようになっています。
日本国内でも過去に経験してこなかったような自然災害が頻発するなど、その影響は市民の生活にまで及んでいます。

こうしたダメージをこれからさらに悪化させないためにも、グローバル企業であるトヨタの果たす役割というのは大きなものがあります。
生産活動を続ける以上は、地球環境を悪化させる何らかの要因を出すことには変わりがないため、これからよりエコ性能の高い製品を作っていけるかどうかというのが課題となっています。
また、生産拠点における環境へのダメージをいかにして減らせるのかというのも、考えなければならない課題とも言えます。